完結型自社ローンの場合、中古車売買契約はもちろん、その後の分割契約まで販売店側がすべてを管理しますので一見するとひとまとめに出来て良いのですが、このメリット受けられるのはあくまで信用のおけるしっかりとした販売店の場合のみとなります。もし分割契約を交わした販売店が悪質だった場合、個人情報の取り扱いはもちろん、管理がずさんだったり場合によっては分割金の違法な取り立てを受けてしまう恐れもございます。
その点、ＦＴＣ自社ローンの場合は分割契約を信頼のおける大手信販会社に委託しますので、個人情報の漏洩や違法な取り立ての心配は一切無く、完済まで通常のカーローン同様に扱えるので安心してご利用頂けます。

完結型自社ローンの多くは、自社ローン利用者に販売した中古車を持ち逃げされないように、購入時にＧＰＳ追跡装置や遠隔機能制限装置といった特殊な装置の装着を必須条件としています。この装置を使えば、自社ローン販売店は常に装置が付いている販売車両が現在どこにいるのかを監視することが可能となるだけでなく、遠隔操作で対象のお車のエンジンを掛からないように機能制限をすることも出来ます。しかし、お客様の立場からすればＧＰＳで常に監視されているという状況自体がプライバシーに関わること、いつ機能制限されるのかという不安感などデメリットしかありません。さらに、これら装置の本体費用や設置費用は購入者側で負担するケースがほとんどで、その費用はローンに上乗せされてしまいますので結果的に中古車購入費用が大幅に上がってしまいます。
ＦＴＣ自社ローンでは、販売代金を大手信販会社がお客様の代わりに支払われますので、当店がこのような装置を付けることはございません。大手信販会社も現在のお客様を信用して審査を通過させていますので、同様に装置を付けることはございません。

自社ローンを取り扱う中古車販売店の多くは、販売店側が指定する中古車もしくは販売店が保有している在庫の中からしか中古車を購入することが出来ません。以前と比較して自社ローンを取り扱う中古車販売店は増えていますが、まだまだ中古車販売店全体としては少数ですのでその中からお客様の条件に合った中古車を探し出すのは非常に困難です。そのことから、現在自社ローンを利用しているお客様の多くは妥協して店内在庫の中古車を乗っているというのが現状です。
ＦＴＣ自社ローンをご利用される場合は、たとえ在庫に無い車種でも通常の中古車販売店同様に全国の業者専用オートオークションにてお客様のご希望に沿う中古車を探し出すことが可能です。

中古車販売店が独自に用意している自社ローンの多くは、最大分割回数を１２～２４回くらいに設定しており、昨今では３６回払いまで対応している自社ローンも出てきていますが、やはり通常のオートローンと比較するとやや少ない印象は否めません。というのも、完結型自社ローンの場合はいくら手数料を上乗せするとはいえ販売した中古車の原価を回収するまではどうしても販売店側の手出しとなってしまいます。資本を潤沢に蓄えている大企業ならいざ知らず、小中規模の中古車販売店の場合ではあまり長い分割期間だと資本が持ちません。そのため、どうしても上記のような回数となってしまいます。
ＦＴＣ自社ローンの場合、最終的に分割対応するのは資本に余裕のある大手信販会社がおこないますので結果的に最長６０回というより多い分割回数を自社ローンにて実現することが出来ます。

自社ローン専門店の中には、あくまで中古車の販売のみをメインでおこなっており、車検整備や板金修理などご購入後のアフターサポートが充分に行き届いていない販売店も少なくありません。中古車は程度の差はありますが、新車と比較してすでに消耗していることが前提の商品なので、ご購入後に安心してお乗り頂くには定期的なメンテナンスは必要不可欠です。
ＦＴＣでお車をご購入頂きましたら、自社ローンご利用の有無を問わずすべての中古車は点検整備を入れさせて頂きます。もちろんご購入後の車検や消耗品交換から修理板金までＦＴＣではすべて承っております。ロードサービスにも対応しておりますので、万が一出先で故障や事故によってお車が不動となった場合でも現場まで駆けつけてご対応致します。